保護器使用時の注意事項
育児がようやく軌道に乗り、ママたちの体調も整ってきた、産後2か月過ぎ頃に当院を受診される方が多々いらっしゃいます。「退院するときは完全母乳で行けるくらいよく出るおっぱいよ!と言われ、1か月過ぎてくらいからおっぱいを吸うことを嫌がりだし今は全く吸ってくれなくなりました」~入院中より保護器使用~
その原因の多くは「保護器による授乳」です。
保護器による授乳は直接授乳するときと比べて、子供の吸う刺激が乳腺に正しく響かず、飲み残しや、刺激不足で母乳の分泌が落ちていくことがあります。
産後1か月くらいで来院していただけると、まだ復活の兆しはありますが、月齢が過ぎていくと分泌はかなり落ちて、分泌を促すホルモンも下がっており、その復活は極めて難しい場合もあります。
保護器を使用するにあって注意していただきたいことがあります。
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