冷えの養生

 
現代の女性のほとんどは足やお腹・腰などの冷えの症状があります。
当院を受診される方も冷えの自覚のある方は多く、それが乳房トラブルに影響する場合も多々あります。また、冷えは万病の元とも言わるように症状をそのままにしておくと、いろいろな病気にもつながります。

冷え性の原因は様々です。女性ホルモンのバランスが崩れること、自律神経の乱れ、貧血、低血圧、運動不足、食事などが原因といわれています。
「冷え」とは、おもに上半身より下半身が冷たい状態のこと。寒いときには、人の体は大切な内臓が集まる体の中心を優先して温めます。すると臓器の少ない下半身にまで血液が巡らなくなり、「冷え」の状態になってしまうのです。
また、産後は授乳や赤ちゃんのお世話で一生懸命になり、前かがみになることが多く肩こりや背中・首のこり、疲労・睡眠不足でも冷えは増強します。

冷えの対策には、いろいろな方法があります。足湯やに日常生活に適度な運動を取り入れたり、腹巻やレッグウォーマー、靴下の重ね履きなどがあります。また、白湯を飲むことや体を温める作用のあるしょうがを食事にとりいれることも冷えの対策となります。

くるぶしにある三陰交というツボを温めるレッグウォーマーはママだけでなく、赤ちゃんにもお勧めです。あたたかくすることでよい睡眠も促されます。ママと赤ちゃんと一緒に冷え対策をして、健康な体づくりをしましょう!

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