母乳育児がつらいママへのメッセージ1

~出産後、すぐに「おっぱいが張って痛い」~


産後は、初めての育児でわからないことばかり。不安や心配ばかりで誰に相談しようもない。そんな悩みが少しでも軽くなるように「なお助産院」が送る応援メッセージ。

出産後、すぐに「おっぱいが張って痛い」このような場合、2つのケースが考えられます。
①搾ろうと思ってもほとんど出てこない
②子供に吸ってもらった後も張りがおさまらない(分泌が多い)

①、②に共通している症状が肩こり・肩甲骨周りのこりです。なので寝ている状態で、手を片方ずつゆっくり耳の横まで上げたりすることで血行がよくなり痛みが軽減します。おっぱいを冷やして気持ちがよい場合は、水で濡らしたタオルを一時的におっぱいにのせておいてもよいでしょう。しかし冷やしすぎはよくありません。

①の場合はひざの下までの足湯を行い、無理に搾ろうとせずに、ゆっくりした呼吸に合わせて、片方ずつ両手のひらですくい上げるようにおっぱいを上下(上:吸う、下:吐く)に動かすことが効果的です。

②の場合は、適宜搾乳(授乳前)が必要な場合もあります。炎症の症状がなければ、足湯も効果的です。

おっぱいのトラブルや症状は100人いれば100通りで対処方法も異なります。
つらいときには、我慢せずにお近くの母乳外来専門の助産院にご相談ください。



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