おっぱいは張って痛いのにミルクを足さなくてはいけないの?
入院中に、赤ちゃんがどれくらい吸ってくれるのかをみるために母測量のチェックを行います。
母測量チェックとは
授乳をする前後に赤ちゃんを体重計にのせておっぱいを飲んだ量を計測することです。
おっぱいはパンパンなのに母測量はたったの10g ?!
そんな経験ありませんでしたか?
母測量が少なければ、足りないミルクを補充されることがほとんどです。
おっぱいは溜まりこんでいるのに、赤ちゃんが飲みとれないということは実はよくあることです。
そんな場合は
①搾乳してみましょう。
親指と人差し指でCの字を作り、乳輪をやさしく奥に押してみましょう。
哺乳瓶に搾乳を搾ったものは赤ちゃんに飲ませられます。
②おっぱいを上下に移動させ、血行を促しましょう。
溜まって時間がたったおっぱいは冷えていています。
③乳頭・乳輪を柔らかくするマッサージを行ってから授乳しましょう。
おっぱいが張っているときは、乳頭・乳輪も硬くなっています。
④赤ちゃんに飲ませる前に前搾りを少し行ってから授乳してみましょう。
おっぱいの出る穴をしっかり開口させてから授乳させるとたくさん飲んでくれます。
パンパンの状態が続くと、母乳の分泌は落ちていきますので、適度に搾乳することも大切です。
赤ちゃんがおっぱいをしっかり吸ってくれるようになるのは、実は3~4か月くらいからと言われています。
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