母乳がでない?!母乳量をUPさせる5つの方法
①赤ちゃんの正しい吸う刺激を(直接授乳)最低でも1日、8回/日以上
母乳の分泌を上げるには、よく「頻回授乳を」と言われます。しかし、吸われるときに痛みを伴う授乳や保護器を使った間接的な授乳は、正しい吸う刺激ではありません。正しく吸えていない場合は、搾乳が必要になってきます。正しく吸うための自己マッサージを授乳前に行いましょう。
②からだを温める
産後1か月前であれば、シャワー浴だけとなるので、ひざ下までの足湯を15~20分行ってください。
湯船につかれるようになったら、なるべくシャワーだけでなくお湯につかるようにしてください。
足首の三陰交というツボを温められるレッグウォーマーもお勧めです。
③水分補給・栄養も大事
2L以上を目標に。冷たいものよりあたたかいもの、常温の飲み物を。からだを温める根菜類を汁ものにして。
④肩こりを予防
肩甲骨周りのこりがあると、おっぱいへの血流も滞ってしまします。肩回しや簡単な全身のストレッチを行ってください。肩甲骨周りには、おっぱいの分泌を上げるツボがたくさんあります。
⑤夜はぐっと眠る、午後はお昼寝を。
ひと眠りするとおっぱいは作られます。夜にしっかり休めた朝は、いつもよりおっぱいの張りを感じると思います(夜間の授乳間隔の空きすぎにはご注意を※3か月までは4時間以上は空けない)。疲れがたまってくる夕方は逆に、分泌が少なくなっています。
以上が母乳量を上げる5つの方法です。またお近くに専門の母乳外来があれば、ご相談されるとよいでしょう。なるべく出産後すぐに相談される方が、分泌は上がります。
人によって母乳の分泌はさまざまです。しかし、ほんの少しのやり方一つで母乳の分泌は上がるものです。皆さんのたのしい母乳育児を応援しています。
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