『愛のなりたち』
~ハーロウ~
『愛のなりたち』についてハーロウは
サルを用いて代理母実験を行っている。
針金でできた乳の出る母と、乳は出ないが触感的な感触のよいぬいぐるみの母を置いて
どちらの母のそばにより多く滞在するか調べた。
実験の結果、子ザルたちは乳を飲むときだけ針金の母の乳を吸い、
その他の時間はぬいぐるみの母にずっと寄り添っていた。
この実験から、
触感によるぬくもりが、子どもの育つためには
重要だということになった。
初めて夕日をみた子どもは、それを美しいやきれいなどという言葉では感じ取らない。
隣にいる信頼できる大人が「きれいだね、美しいね」と声をかけることによって
その「夕日」と「きれい」
が一致されるという。
どうか世界中の子どもたちが
ママからのあたたかいぬくもりを感じ
たくさんの美しいものを大人と一緒に見て
心豊かに育ってほしい。
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