保護器が外れて直接授乳ができた!どうやって?


出産直後から乳首がやや短めで、直接授乳ができないため保護器を付けて授乳をされる方は意外に多いものです。
入院中は、おっぱいの張りが強く乳輪が硬くなり、直接飲ませられない状況になることは一般的によく起こります。
だからと言って、=直接飲ませられないではないのです。

以下のことを試してみてください。

①乳輪・乳頭のマッサージを行って伸びをよくします。
②赤ちゃんの舌だし練習を行います。
  (舌が下唇より前に出てくるようになると乳首をとらえやすくなります。)
②哺乳瓶をお使いでであれば、母乳実感や母乳相談室などの口を大きく開ける哺乳瓶を使い赤ちゃんが大きな口を開けるように矯正します。下あごを使って飲めるようにしましょう。
③授乳の際には、なるべくリラックスさせます。
(無理に頭や首を押さえつけるようなことはやめておきましょう。)
④母乳の分泌をよくするために適宜、搾乳を行いましょう。

これまで保護器での授乳しか行ってこなかった赤ちゃんにとって、直接飲む練習は難しい訓練でもあります。ママたちにとっても泣いているわが子に申し訳ないと思われる方も。
あきらめそうになるときは、お近くの母乳外来専門の助産院に相談し、お手伝いをしてもらいましょう。
直接飲めるようになることは、ママと赤ちゃんにとってもいいことだらけです。
どうぞ、なるべく早い時期から直接飲めるようにトライしてみてください。

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