入院中、乳首の痛みに耐えて授乳を続けなければいけませんか?
どれだけ世の中のママたちが痛みに耐えているのだろうと、心配になることがあります。授乳は痛みがなく吸わせられるのが、正しい授乳です。痛みがあるときには、思い切って3~4時間おきの搾乳にして乳首にできた傷を改善するほうがよい場合があります。
なにより傷ができる前に、正しい方法で乳輪・乳頭を柔らかくし、深く吸わせることができれば痛みなく授乳はできます。
傷ができた状態では(特に産後1か月)ママの抵抗力も落ちているので、傷から乳腺炎になることも多々あります。
それでは、深く吸わせられない理由はなんでしょう?
分泌がよくなり、張ってきたおっぱいや、産後は(自覚がないままに)身体が冷えているので乳腺が硬く乳輪の下も硬くなっています。その状態で吸わせようものなら、痛みがあるのは当然です。
痛みのない授乳を行うために
ポイント①乳輪・乳頭を柔らかくして授乳をしましょうポイント②張りが強い場合は、少し前搾りをして圧を抜いてから授乳をしましょう
ポイント③母乳外来専門の助産院で乳房マッサージを行ってもらいましょう
世の中に当然として広がっている「授乳のはじまりは、乳首が痛い」ことが
間違っていることに早くみんなが気づきますように。
ママたちが痛みのない幸せな授乳が送れますように。
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