与える法則の実践はとても簡単です。

あなたがもし愛を求めるなら、あなたが愛を与えれば(つまり、愛すれば)よいのです。

感謝を求めるなら感謝を、

物質的な豊かさを望むなら、それを与えましょう。

与えるものの中でも最もパワフルなものは、形のないものです。

関心や親愛の情、感謝など、お金がかからず目に見えないものこそ、

最高の贈り物になるのです。

誰かを祝福したり、幸せや喜びを願うことも、与えることになります。

あなたは生まれてこのかた、親からの愛情をはじめ、さまざまなものを

受け取ってきました。何人の人たちがどれだけのものを受け取ってきたのか

目を閉じて思い浮かべてみましょう。

眠る前には、静かに1日を振り返り、その日受け取ったものを思い出してください。

そうすれば、今後、自分が与えるべきものがいかに多いかに気付くことでしょう。

このような感謝の心を持つことで、与える法則を最大限に利用できるはずです。

応用法


①どこに行くときも、誰に会うときも、与えることを思い、贈り物を持っていきましょう。
自分が出会うすべての人に、何かを与えさせていただきましょう。

②与えられた贈り物は、喜んで受け取りましょう。
日の光や鳥のさえずりなど、自然がもたらすものもあなたへの贈り物です。

③この1日、そして、これまでの人生を振り返って、周囲の人々から受け取ったものを思い出してみましょう。そして、自分が与えたものを思い出してみます。自分に与えられたものの大きさを実感すれば、あたな自身も、感謝の気持ちを持って与えられるようになるでしょう。

                          『インドの生命科学 アユルウェーダ』より



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