あなたのおっぱい お子さんは 直接吸えてますか?
「産めばおっぱいは出る、赤ちゃんは自然におっぱいを吸ってくれるはず」それは、全ての方に当てはまることではありません。
自分はきっと出るし!おっぱいも吸ってくれる!そういうプラス思考も大事ですが、もしなるべく母乳を吸わせたいと思っている方は少し妊娠中から母乳育児についての
正しい情報収集をしておくほうが良いかもしれません。
まず、おっぱいの形態です。
・乳輪の幅が3cm未満の方
・乳首の長さが1cm未満の方
・乳首の大きさが2cm以上の方
・乳首と乳輪が平らになっている扁平乳頭の方
・乳首が乳輪の中に入っている陥没乳頭の方
このような方は、子どもさんの体重にもよりますが、直接授乳が難しくなります。
そんな時によく産院で渡されるのが、保護器です。(ソフト保護器・ハード保護器があります)
しかしこの保護器には、たくさんのデメリットがあります。
・乳腺炎になりやすい
・分泌が上がらない
・お子さんの乳頭混乱でおっぱいを吸わなくなる
・保護器を外すタイミングを失うと、授乳期間(1歳くらいまで)ずっと保護器を使って授乳しなくてはいけなくなる
母乳育児には産後1か月の乳房管理がとても重要になります。
軌道にのるか、のらないかの明暗を分けるのが 産後1か月です。
保護器で吸っているから、安心と思わないでください。
大事なことは、直接吸ってくれていることです。
わたしはおっぱいがでない体質だからと思っていませんか?
いいえ 間違った乳房管理だから、母乳育児が軌道にのらない場合も多々あります。
当院は、母乳で育てたいママたちを応援しています。
妊娠中から、正しい知識を持ち、正しい自己マッサージを行って、産後の母乳育児に備えていただきたいなと思います。
お近くの方は 是非 当院の行う 「おっぱい教室」にいらしてください!
そして、産後は退院後なるべく早いうちに一度 当院を受診されることをお勧めします!
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